どこから話していいかわからない・・・。
始まりは去年のある月の９のつく日。
いつもと同じ、鑑定だと思っていた。
私も、彼女も・・・・。
とはいえ・・・大分書きそびれて記憶も薄れてきた。
取り合えず・・・忘れないうちに・・・７日の日の出来事を書き留めておこう。
勿論、掲載許可取っています。
中々に、アレなので・・・それは・・・ってこちらが躊躇する事まで
書いてって言われている程。
色々と忙しくて、大分エネルギーが落ちていたのかもしれない。
海王星の効いたチャートなので、無尽蔵ではあるけれど・・・。
所詮私は人間だ。
鑑定に入ると、彼女は開口一番こう言った・・・。
「エリー疲れてんじゃない？」
「うん・・ちょっとね・・」
「アレ唱えなよ？」
「アレ？You Have No Power Over Me!」
「違うよ、アレ」
だいぶ前に、少女の頃の懐かし雑誌の話で盛り上がった。
『My Birthday』 と言う実業之日本社から発売されていた・・占い雑誌。
大体、アレの裏とかにラピスペンダントとヒランヤペンダントとかの
開運キーホルダーとかの広告が載っていて・・・。
その話で大層盛り上がり、私は当時ラピスペンダントを買った話まで
暴露してしまった次第だ。
そこに幸せの呪文なるものがついていて・・・。
それを唱えあっては、腹を抱えて笑いあった事を思い出した。
映画化された20世紀少年の陶酔したオーディエンスのシーン宜しく
皆で同じポーズで同じ文言を唱えるシーンを揶揄した。
「私は宇宙と一体化している？アレ？」
「そうあれ・・・ほら、元気になったじゃん！！」
一通り、鑑定を終え・・・。
久しぶりにその品名を検索した。
行き当たりばったりで、ヒットしたサイトで東京のオヘソが
大変な事になり、その下から地震が云々みたいな事が書いてあった。
（色々と問題があるのでかなり割愛しております）
彼女は頻繁に鑑定に入るので（作戦会議があるので）
すぐにこの事を伝えた・・・。
「マリーさっき、こんなの読んだんだけど・・・」
様々な話をして、一周戻ってきて・・・・。
前回のエネルギーワークの話になった。
その時は、林檎を使う術だった。
「白鶴のあれ・・見ないねぇ」
「お店にはないよ・・私サイトから買ったもん、おいしかったねマリーの見つけてきたやつ」
サイトを見ながら、鑑定していた私は・・・。
「ねぇ、白鶴って赤と白の文字なんだね・・日本だね？
これって・・・鶴使えってこと？鶴でも使ってみる？
んで、地下にこのゼリーでも緩衝材としていれておく？」
マリーは間髪入れず、こう言った。
「じゃ、亀も使っとく？」
「かめ？！」
と訝しげに問う私に・・さらりと彼女は言った。
「ツルカメツルカメ、目出たいじゃん」
「あぁ・・・・」
「そういや、亀ゼリーってあったね？黒だし・・」
「あ・・それじゃない！黒と白だし・・・」
私たちにとって、白と黒は重要な意味を持つ。
マリーは私よりも、透視の親和性が高い。
別な次元で私たちは、白と黒と呼ばれていているが・・その話は
また別な時に、記憶を辿りながら書きたいと思う。
鶴は飛ばそうかと思ったが、結局マリーが千羽鶴使うと言うので・・。
「二つ？３つ？祭壇にもう二つ掛けちゃったけど・・・」
「いや、三つだね」
（トライスターか・・）
「あーそう・・ま適当に置いとくよ・・・」
鑑定も終わり、今一度需要箇所を検索。
重要な場所は、３つある事が分かった。
そこに、掛ければいいか。
鑑定の終わりかけに、マリーは言った・・。
「その白い千羽鶴に五芒星書いといたから・・・」
そうして、私は・・・エネルギーの上で・・・。
みっつの千羽鶴を要所に掛け。
地下の切れ目に黒い亀ゼリーを注入した。
少し前にも、同じような事があって・・重油の流出の時も・・・。
こんな事をしていた・・・。
先だっての銀座俳諧も、マリーが踏んだ所を今一度、固めてきた次第。
Life is fairy tale