「いつもそのワンピースですよね?」
スーパーのレジのおねーさんが声をかけてくる。
うんそうよ!
あなたには、同じ色に見えるでしょ?
これ、私色チ買いなの。
ネイビーとブラック二つ持ってるの。
きっと彼女には、あのカーキ色の服をお召しになっている人と
同じに見えているのだろう。
おぼっちゃまくん、またの名を黒電話・・。
一定以上の年齢の人しか、わからないだろう。
また別の日には、最近上物を脱いだせいか・・。
手の恐ろしいブレスが丸見えなの。
「わーー気合入っていますね?」
気合で、付けてるんじゃないの。
除け物。
そんなわけで・・・いつものワンピースを脱ぎ。
別なワンピに着替える。
しかし・・・こちらのユニクロのワンピ。
こちらに至っては、3着持ってんの!!
余りにも気に入ったので、3つあるの・・・。
いずれにしろ・・・疲れた・・・。
これも3つ持ってるの・・・・。
とも言うのもなんだ・・・・。
いっそ、こう言うのは如何だろうか?
「うち、洗濯機無いの・・・洗濯板に疲れるとついつい同じの重なるのよおほほほほ」
嬢ちゃん?熟女は忙しいのよ・・・。
コーディネイトを考えないのがラクなの。
スーパーにも気を遣う、お年頃の熟女なのだった・・・・。